10.11. 実験的機能¶
あなたにはサイト管理者として利用可能な3つの実験機能があります:
Leap2Aファイルの一括エクスポート
Leap2Aファイルの一括インポート
usersuniquebyusername変数
この機能をナビゲーションから使用することはできませんが、一括オプションの場合は直接URLを入力する、またはconfig.php変数を設定する必要があります。。
Warning
ポートフォリオのエクスポートとインポートにはかなりの計算力が必要です。したがって、これらの一括オプションはさらに多くのメモリを必要とします。テストインストールで最初に試してみるかインスティテューション全体ではなく少数のユーザだけを一度にエクスポート/インポートします。
10.11.1. Leap2Aファイルのバルクエクスポート¶
[標準のMahara URL]/admin/users/bulkexport.php
一度に複数ユーザのポートフォリオをエクスポートする必要がある場合、あなたはバルクエクスポートページからエクスポートできます。現時点ではこれは実験的機能であることに留意してください。
インスティテューション: あなたが すべての ユーザのポートフォリオをLeap2Aフォーマットにエクスポートしたいインスティテューションを選択してください。
エクスポートするユーザ名: ユーザのポートフォリオだけをエクスポートしたい場合、このオプションを選択してください。それぞれのユーザ名は独立した行に記述する必要があります。
エクスポート処理を開始するには ユーザをエクスポートする ボタンをクリックしてください。この処理には時間を要します。
Note
あなたは ユーザ検索 ページでユーザ名を調べることができます。ユーザのCSVファイルをエクスポートしている 場合、あなたはファイル内のユーザ名を調べることもできます。
10.11.2. Leap2Aファイルのバルクインポート¶
[標準のMahara URL]/admin/users/bulkimport.php
複数ユーザのポートフォリオを一括してインポートしたい場合、あなたはバルクインポートページからインポートできます。これは現在のところ実験機能です。あなたはインポートにLeap2Aファイルを使用する必要があります。HTMLファイルのインポートはサポートされていません。
ユーザポートフォリオを一括してインポートする最も簡単な方法は情報すべてを含むバルクエクスポートファイルを使用することです。それができない場合、あなたはZIPファイルを手動作成できます。
10.11.2.1. 一括エクスポートファイルを使用した一括インポート¶
理想的には他のMaharaインスタンスの一括エクスポート機能を使用してインポートするユーザをエクスポートしました。その後、一括エクスポートファイルにはすべての必要なファイルとマッピングがすでに含まれています。
Note
新しいユーザアカウントをインポートする前に、あなたはバルクエクスポートファイルに含まれる usernames.csv ファイル内のユーザ名を新しいものに変更できます。
インスティテューション: ユーザがメンバになるインスティテューションを選択してください。
バルクエクスポートファイル: 作成されるすべてのユーザを含むバルクエクスポートZIPファイルを選択してください。それぞれ新しいユーザアカウントが作成されます。
自分のアカウントについてユーザにメールを送信する: 新しいユーザが新しいアカウントについてのメールを受け取る場合は、このオプションをオンにします。これは、アカウントが移動されたことがわかっていない場合、またはユーザ名を変更したい場合に特に重要です。自分のアカウントに外部認証方法を使用する場合は、このオプションを使用しないでください。彼らは内部のMaharaアカウントの詳細をメールで送信しますが、それを使用することはできません。
処理を開始するには インポート ボタンをクリックしてください。処理に時間を要するため、しばらくお待ちください。
10.11.2.2. 最初から一括インポートする¶
バルクエクスポート機能経由で取得していないLeap2Aファイルを使用してインスティテューションにユーザポートフォリオをインポートしたい場合でも、あなたは一括してインポートできます。
フォルダ、例えば
mahara-bulk-import
を作成します。mahara-bulk-import
フォルダ内にCSVファイルusernames.csv
を作成します。それぞれのユーザにあなたがインポートする予定のユーザ名および対応するLeap2Aファイルのファイル名を含む行を作成します。
その中にフォルダ
users
を作成します。別の名称を使用しないでください。インスティテューションにインポートしたいLeap2Aファイルすべてを
users
サブフォルダ内に置きます。それぞれのZIPファイルには対応するエントリを記述したusernames.csv
を含むことを確認します。すべてのユーザを
mahara-bulk-import
フォルダ内に入れた後、ZIPファイルを作成します。[標準のMahara URL]/admin/users/bulkimport.php に移動します。
インスティテューション: ユーザがメンバになるインスティテューションを選択してください。
バルクエクスポートファイル: 作成されるすべてのユーザを含むバルクエクスポートZIPファイルを選択してください。それぞれ新しいユーザアカウントが作成されます。
アカウントについてユーザにメールを送信する: 新しいユーザが新しいアカウントについてのメールを受け取る場合、このオプションをオンにします。これは、ユーザ名を変更し、アカウントが移動されたことを知らない場合に特に重要です。
処理を開始するには インポート ボタンをクリックしてください。処理に時間を要するため、しばらくお待ちください。
Note
CSVファイル usernames.csv
はこのようになります。また、ヘッダ行はありません:
"petra","mahara-export-leap-user4-1334451885.zip"
"polly","mahara-export-leap-user5-1334451888.zip"
10.11.3. usersuniquebyusername変数¶
usersuniquebyusername は、誤って使用される可能性があるため、非常に注意して使用する config.php設定 です。
以下はコードに記載されているドキュメントです。この機能については例えば Mahara Moodleの統合とバグ? および SSO:MaharaからMoodleへ のディスカッショントピックで説明します。
Note
この設定を有効にした場合、ユーザがSSOしたアプリケーションを問わずにMahara内に同じアカウントが与えられることを意味します。
この設定は自分が何をやっているのかを知っている人だけがオンにしない限り、セキュリティ上の影響がある設定です。特に、Maharaにリンクされたすべてのシステムは、 『同じユーザ名==同一人物』 であることを確認する必要があります。これは例えば2つのMoodleが同じLDAPサーバを認証に使用している場合に起こります。
この設定が有効になっている場合、すべてのインスティテューションのサイトに自己登録することはできないようにする必要があります。そうしないと、ユーザは単に盗んだ人のアカウントのユーザ名を選ぶことができます。そのため、この機能を有効にしている場合、どのインスティテューションでも登録チェックボックスが表示されません。