11.12. 実験的機能¶
サイト管理者として、次の実験的機能が利用可能です:
Leap2Aファイルの一括エクスポート
Leap2Aファイルの一括インポート
PDFエクスポート
usersuniquebyusername変数
この機能をナビゲーションから使用することはできませんが、一括オプションの場合は直接URLを入力する、またはconfig.php変数を設定する必要があります。。
警告
ポートフォリオのエクスポートとインポートには、かなりの計算力が必要です。したがって、これらの一括オプションはさらに多くのメモリを必要とします。テストインストールで最初に試してみるか、インスティテューション全体ではなく少数のアカウントだけを一度にエクスポート/インポートします。
11.12.1. アカウントの一括エクスポート¶
[標準のMahara URL]/admin/users/bulkexport.php
一度に複数アカウントのポートフォリオをエクスポートする必要がある場合、一括エクスポートページからエクスポートできます。現時点ではこれは実験的機能であることに留意してください。
エクスポート形式を選択する:アカウントをエクスポートする形式を選択します。 デフォルトでは、HTMLとLeap2Aを使用できます。 PDFエクスポートを有効にした場合は、それもオプションとして表示されます。
インスティテューション: すべての アカウントをエクスポートしたいインスティテューションをドロップダウンメニューから選択します。
エクスポートするユーザ名: または、一部の人のアカウントだけをエクスポートしたい場合、このオプションを選択します。各ユーザ名は別々の行に記述する必要があります。
エクスポート処理を開始するには アカウントをエクスポートする ボタンをクリックしてください。この処理には時間を要します。
注釈
人検索 ページでユーザ名を検索できます。または アカウント所有者のCSVファイル をエクスポートした場合は、そこにもユーザ名があります。
11.12.2. Leap2Aファイルからアカウントをインポートする¶
[標準のMahara URL]/admin/users/bulkimport.php
複数の人のポートフォリオを一括してインポートしたい場合、一括インポートページからインポートできます。これは現在のところ実験機能です。インポートにLeap2Aファイルを使用する必要があります。HTMLファイルのインポートはサポートされていません。
ポートフォリオを一括してインポートする最も簡単な方法は情報すべてを含む一括エクスポートファイルを使用することです。それができない場合、ZIPファイルを手動作成できます。
11.12.2.1. 一括エクスポートファイルを使用した一括インポート¶
理想的には、他のMaharaインスタンスの一括エクスポート機能を使用してインポートするアカウントデータをエクスポートしています。その場合、一括エクスポートファイルには、すべての必要なファイルとマッピングがすでに含まれています。
注釈
新しいアカウントをインポートする前に、一括エクスポートファイルに含まれる usernames.csv ファイル内のユーザ名を新しいものに変更できます。
インスティテューション: アカウントを作成するインスティテューションを選択します。
一括エクスポートファイル: 作成されるすべてのアクントを含む一括エクスポートZIPファイルを選択します。それぞれに新しいアカウントが作成されます。
自分のアカウントに関するメールを人に送信する: 人が新しいアカウントに関するメールを受信する場合は、このオプションをオンにします。これは、アカウントが移動されたことを知らない場合、またはユーザ名を変更したい場合に特に重要です。自分のアカウントに外部認証方法を使用する場合は、このオプションを使用しないでください。彼らは内部のMaharaアカウントの詳細をメールで送信されますが、それらを使用することはできません。
処理を開始するには インポート ボタンをクリックしてください。処理に時間を要するため、しばらくお待ちください。
11.12.2.2. 最初から一括インポートする¶
一括エクスポート機能経由で取得していないLeap2Aファイルを使用してインスティテューションにポートフォリオをインポートしたい場合でも、一括してインポートできます。
フォルダ、例えば、
mahara-bulk-import
を作成します。mahara-bulk-import
フォルダ内にCSVファイルusernames.csv
を作成します。ユーザ名および対応するLeap2Aファイルを含むZIPファイル名を含む、インポートする各アカウントの行を作成します。
その中にフォルダ
users
を作成します。別の名称を使用しないでください。インスティテューションにインポートしたいLeap2Aファイルすべてを
users
サブフォルダ内に置きます。それぞれのZIPファイルには対応するエントリを記述したusernames.csv
を含むことを確認します。すべてのアカウントを
mahara-bulk-import
フォルダ内に入れた後、ZIPファイルを作成します。[標準のMahara URL]/admin/users/bulkimport.php に移動します。
インスティテューション: アカウントを作成するインスティテューションを選択します。
一括エクスポートファイル: 作成されるすべてのアクントを含む一括エクスポートZIPファイルを選択します。それぞれに新しいアカウントが作成されます。
アカウントに関するメールを人に送信する: 人が新しいアカウントに関するメールを受信する場合は、このオプションをオンにします。これは、ユーザ名を変更し、アカウントが移動されたことを知らない場合に特に重要です。
処理を開始するには インポート ボタンをクリックしてください。処理に時間を要するため、しばらくお待ちください。
注釈
CSVファイル usernames.csv
はこのようになります。また、ヘッダ行はありません:
"petra","mahara-export-leap-user4-1334451885.zip"
"polly","mahara-export-leap-user5-1334451888.zip"
11.12.3. PDFエクスポート¶
参考
詳細については、PDFエクスポート のconfig.phpセクションを参照してください。
11.12.4. usersuniquebyusername変数¶
usersuniquebyusername は、誤って使用される可能性があるため、非常に注意して使用する config.php設定 です。
以下はコードに記載されているドキュメントです。この機能については例えば Mahara Moodleの統合とバグ? および SSO:MaharaからMoodleへ のディスカッショントピックで説明します。
注釈
オンになっている場合、この設定は、人がSSOを実行する他のアプリケーションが問題にならないことを意味します。彼らはMaharaで同じアカウントを与えられます。
この設定は自分が何をやっているのかを知っている人だけがオンにしない限り、セキュリティ上の影響がある設定です。特に、Maharaにリンクされたすべてのシステムは、 『同じユーザ名==同一人物』 であることを確認する必要があります。これは例えば2つのMoodleが同じLDAPサーバを認証に使用している場合に起こります。
この設定がオンの場合、どのインスティテューションのサイトでも自己登録できないようにする必要があります。そうしないと、アカウント所有者が盗みたい人のアカウントのユーザ名を選択する可能性があります。この機能をオンにしている場合、どのインスティテューションでも登録チェックボックスが表示されないのはそのためです。