9.8. 実験的機能

サイト管理者として、あなたには利用可能な三つの実験機能があります:

  • Leap2Aファイルのバルクエクスポート
  • Leap2Aファイルのバルクインポート
  • usersuniquebyusername変数

あなたはこの機能をナビゲーションから使用することはできませんが、バルクオプションの場合は直接URLを入力する、またはconfig.php変数を設定する必要があります。。

警告

ポートフォリオのエクスポートとインポートには、かなりの計算力が必要です。したがって、これらの一括オプションはさらに多くのメモリを必要とします。テストインストールで最初に試してみるか、インスティテューション全体ではなく少数のユーザだけを一度にエクスポート/インポートします。

9.8.1. Leap2Aファイルのバルクエクスポート

[あなたのMahara URL]/admin/users/bulkexport.php

一度に複数ユーザのポートフォリオをエクスポートする必要がある場合、あなたはバルクエクスポートページからエクスポートすることができます。現時点ではこれは実験的機能であることに留意してください。

Experimental feature: Bulk export

実験的機能: バルクインポート

  1. インスティテューション: あなたが すべての ユーザのポートフォリオをLeap2Aフォーマットにエクスポートしたいインスティテューションを選択します。
  2. エクスポートするユーザ名: あなたがユーザのポートフォリオだけをエクスポートしたい場合、このオプションを選択します。それぞれのユーザ名は独立した行に記述す必要があります。
  3. エクスポート処理を開始するには ユーザをエクスポートする ボタンをクリックします。この処理には時間を要します。

注釈

あなたは ユーザ検索 ページでユーザ名を調べることができます。ユーザのCSVファイルをエクスポートしている 場合、あなたはファイル内のユーザ名を調べることもできます。

9.8.2. Leap2Aファイルのバルクインポート

[あなたのMahara URL]/admin/users/bulkimport.php

複数ユーザのポートフォリオを一括してインポートしたい場合、あなたはバルクインポートページからインポートすることができます。これは現在のところ実験機能です。あなたはインポートにLeap2Aファイルを使用する必要があります。HTMLファイルのインポートはサポートされていません。

ユーザポートフォリオを一括してインポートする最も簡単な方法は情報すべてを含むバルクエクスポートファイルを使用することです。それができない場合、あなたはZIPファイルを手動で作成することができます。

9.8.2.1. バルクエクスポートファイルを使用したバルクインポート

Experimental feature: Bulk import

実験的機能: バルクインポート

理想的には、他のMaharaインスタンスの一括エクスポート機能を使用してインポートするユーザをエクスポートしました。その後、一括エクスポートファイルには、すべての必要なファイルとマッピングがすでに含まれています。

  1. インスティテューション: ユーザがメンバーになるインスティテューションを選択します。
  2. バルクエクスポートファイル: 作成されるすべてのユーザを含むバルクエクスポートZIPファイルを選択します。それぞれ新しいユーザアカウントが作成されます。
  3. アカウントについてユーザにメールを送信する: 新しいユーザが新しいアカウントについてのメールを受け取る場合は、このオプションをオンにします。これは、ユーザ名を変更し、アカウントが移動されたことを知らない場合に特に重要です。
  4. 処理を開始するには インポート ボタンをクリックします。処理に時間を要するため、しばらくお待ちください。

注釈

新しいユーザアカウントをインポートする前に、あなたはバルクエクスポートファイルに含まれる usernames.csv ファイル内のユーザ名を新しいものに変更することができます。

9.8.2.2. スクラッチからバルクインポートする

バルクエクスポート機能経由で取得していないLeap2Aファイルを使用してインスティテューションにユーザポートフォリオをインポートしたい場合でも、あなたは一括してインポートすることができます。

  1. フォルダを作成します。例) mahara-bulk-import
  2. mahara-bulk-import フォルダ内にCSVファイル usernames.csv を作成します。
  3. それぞれのユーザにあなたがインポートする予定のユーザ名および対応するLeap2Aファイルのファイル名を含む行を作成します。
  4. その中にフォルダ users を作成します。別の名称を使用しないでください。
  5. あなたがインスティテューションにインポートしたいLeap2Aファイルすべてを users サブフォルダ内に置きます。それぞれのZIPファイルには対応するエントリを記述した usernames.csv を含むことを確認します。
  6. すべてのユーザを mahara-bulk-import フォルダ内に入れた後、ZIPファイルを作成します。
  7. [あなたのMahara URI]/admin/users/bulkimport.php に移動します。
  8. インスティテューション: ユーザがメンバーになるインスティテューションを選択します。
  9. バルクエクスポートファイル: 作成されるすべてのユーザを含むバルクエクスポートZIPファイルを選択します。それぞれ新しいユーザアカウントが作成されます。
  10. アカウントについてユーザにメールを送信する: 新しいユーザが新しいアカウントについてのメールを受け取る場合は、このオプションをオンにします。これは、ユーザ名を変更し、アカウントが移動されたことを知らない場合に特に重要です。
  11. 処理を開始するには インポート ボタンをクリックします。処理に時間を要するため、しばらくお待ちください。

注釈

CSVファイル usernames.csv はこのようになります。また、ヘッダ行はありません:

"petra","mahara-export-leap-user4-1334451885.zip"
"polly","mahara-export-leap-user5-1334451888.zip"

9.8.3. usersuniquebyusername変数

usersuniquebyusername は乱用される恐れのあるconfig.php設定であるため特別に注意しながら使用してください。

以下は、コードに記載されているドキュメントです。この機能については、例えば Mahara Moodleの統合とバグ? および SSO:MaharaからMoodleへ のディスカッショントピックで説明します。

注釈

この設定を有効にした場合、ユーザがSSOしたアプリケーションを問わずにMahara内に同じアカウントが与えられることを意味します。

この設定は、自分が何をやっているのかを知っている人だけがオンにしない限り、セキュリティ上の影響がある設定です。特に、Maharaにリンクされたすべてのシステムは、同じユーザ名==同一人物であることを確認する必要があります。これは、例えば二つのMoodleが同じLDAPサーバを認証に使用している場合に起こります。

この設定が有効になっている場合は、すべてのインスティテューションのサイトに自己登録することはできないようにする必要があります。そうしないと、ユーザは単に盗んだ人のアカウントのユーザ名を選ぶことができます。そのため、この機能を有効にしている場合は、どのインスティテューションでも登録チェックボックスが表示されません。